「つらい肩こりをどうにかしたい!」と悩んでいませんか?特にデスクワーク中心の人ほど感じることが多いでしょう。

そんなあなたにおすすめなのが、ピラティスです。

実は肩こりの原因は一つではありません。姿勢が悪いことはもちろん、運動不足やストレスなど人によりさまざまです。

しかし、多くは姿勢の悪さから肩こりを発症しているケースが多くあります。身体のバランスが崩れると、どこかしらに不調をきたしてしまいます。

 

ピラティスはそんな身体のバランスを整え、肩こりの原因を根本から改善していけます。

元々はリハビリ治療から生まれたエクササイズで、誰でも簡単に実践出来るのがポイントです。

今回は肩こりを改善したいあなたに、肩こりを解消するためのピラティスのやり方についてご紹介していきます!

 

肩こりが治らない原因4選

肩こりの原因は、ほとんどの場合肩からではなく、他の部分の不調が肩にきていることが多いです。

そのため、マッサージなどで一時的に和らいだとしてもすぐに再発してしまいます。

 

まずは肩こりを完治させるために、不調の原因を知っておくことが大切です。

ここでは肩こりが治らない原因を4つ説明していきます。

ストレス

もしあなたが普段から姿勢を意識し、デスクワークをしていなかった場合、ストレスが原因の可能性が高いです。

ストレスを感じたとき、人間の身体は筋肉を収縮させる交換神経が活発に働くと言われています。

つまり、筋肉が緊張している時間が長いため、知らない間に肩こりを抱えてしまうのです。

ちなみに、ストレスは人間関係から起こるものだけではありません。

 

例えば、普段仕事をしている場所の快適さや寒い環境に長時間いることも原因になります。

ストレスの元となる部分を確認してみることをおすすめします。

運動不足

運動不足も肩こりの原因です。筋肉量が減少すると、血液が流れにくくなったり、筋肉自体が凝り固まることで肩こりに繋がっていきます。

筋肉量の減少は見える筋肉だけではありません。内側にある筋肉、いわゆる体幹も重要です。運動不足で体幹の筋肉が減少すると姿勢が悪くなり、肩こりに繋がっていきます。

ちなみに、五十肩や四十肩というものは年齢による筋肉量の減少が原因です。

姿勢が良くない

普段の姿勢は肩こりに直結するといっても過言ではありません。

猫背は特に肩こりに繋がります。姿勢が悪いと首と肩に大きく負荷が掛かってしまい、肩こりの悪化に繋がってしまいます。

特にデスクワーク中心の人は、頭が前に出て猫背になりがちです。

定期的に姿勢を確認するクセをつけるようにしましょう。

目の疲れ

目の疲れも肩こりに繋がる場合があります。

目の疲れとは、一般的に長時間パソコンの画面やスマホの画面を見ていると起こるものです。

疲れやすいと感じる人は、画面の明るさを調整したり、ブルーライトカット眼鏡をかけるなどの工夫をしましょう。

ちなみに、コンタクトレンズや眼鏡の度が合っていないことも目を疲れさせる原因になるので、早めの対処をおすすめします。

 

ピラティスは肩こりに効果的

ピラティスは身体のバランスを整える運動なので、肩こりにも効果的です。

肩こりの原因は肩だけではなく、姿勢の悪さからくる身体のバランスの悪さによって引き起こされています。

ピラティスは全身を使った運動で身体のバランスを整えるため、結果的に肩こり解消に繋がるとされています。

 

また、ピラティスの元はリハビリ療法であり、そこから派生したエクササイズです。

誰でもできるように工夫されているため、激しい運動が苦手な人でも取り組めるメリットがあります。

 

肩こりを解消するピラティスのやり方

ここからは肩こりを解消するのに効果的なピラティスのやり方をご紹介していきます。ぜひ一緒に実践してみてくださいね。

 

肩甲骨ストレッチ~タオル編~

肩こり解消には肩甲骨周りの筋肉をほぐすのが効果的だとされています。

普段の生活では動きづらい筋肉になるので、ピラティスで意識的に動かしてみましょう。

 

やり方1

タオルを肩幅より少し広めに持ってバンザイのポーズでセット

①タオルを肩幅より少し広めに持ってバンザイのポーズでセット

 

息を吐きながら肘を曲げて頭の後ろに下ろす。下ろすときはタオルを引っ張りながら行う

②息を吐きながら肘を曲げて頭の後ろに下ろす。下ろすときはタオルを引っ張りながら行う

 

息を吸いながらバンザイの姿勢に戻る

③息を吸いながらバンザイの姿勢に戻る

 

④①~③までを数回繰り返し行う。

注意点

 

やり方2

タオルを肩幅より少し広めに持って自分の前にセット

①タオルを肩幅より少し広めに持って自分の前にセット

 

息を吐きながら肩肘を曲げていき、肩甲骨を背骨に近づけていく

②息を吐きながら肩肘を曲げていき、肩甲骨を背骨に近づけていく

 

同じように反対側も行う

③同じように反対側も行う

 

④①~③までを数回くり返す

注意点

 

肩甲骨ストレッチ~ウェーブリング編~

ウェーブリングを持っている人はこちらのストレッチも効果的です。

やり方

①リングの山面を自分の反対側に見せ、肘をリングに引っ掛ける

 

②リングを持っている手を肘を引っ掛けた方の手で掴む

 

③両肘を交互にうしろに引き、胸の前で数回往復する

 

④首の前に上げてきてから、数回往復する

 

⑤胸・首・顎・口・鼻・目・眉毛・おでこの順に往復しながら徐々に上げていく

 

⑥頭のうしろにリングを持っていき、そのままリングを引っ張る

 

⑦①から⑥までを反対側でも同じように行う

 

注意点

 

肩と首の凝りに効くストレッチ

仰向けになって行うストレッチなので、就寝前に軽くできます。

やり方

①気を付けの姿勢のまま仰向けに寝っ転がる

 

②息を吐きながら、弧を描くように天井を触るイメージで腕を上に上げていく

 

③腕を下におろしていき、床に着く直前で止める

 

④腕を下ろしたら息を吸い込み、もう一度上に上げていく

 

⑤②~④をくり返す

 

注意点

 

スキャピュラーアイソレーション

座ったままできる肩甲骨のストレッチです。肩甲骨を寄せたり離したりします。

もちろん立ったままでもできるため、多少の空間を確保できればどこでも行えるのがメリット。

やり方

①背筋を伸ばして座る

 

②手を胸の前に伸ばしていく

 

③手を伸ばしたまま、指先の方向にさらに伸ばす

 

④伸ばしきったら再度元の位置に戻していく

 

⑤③と④を繰り返し行う

 

注意点