ピラティスは難しいものだと思っていませんか?
確かにまだあまり知られていないため、実態が掴めない気持ちも分かります。

 

しかしピラティスは、難しいものではありません。
そもそもリハビリ療法が元になっているため、誰でもできるように作られています。

 

今回はピラティスが難しいと思っている人のために、ピラティスが初心者でもできる理由と、ピラティスを行うメリットをご紹介していきましょう!

ピラティスは初心者でも難しくない

ピラティスは一見難しいようにも感じますが、全ての基礎となる動きだと言われています。
インナーマッスルや骨に意識を向けて最低限の力で動かすことが目標です。
そのため、初心者でも意外と難しくありません。

 

人によっては、運動をあまりしていないため続けられるか心配な人もいるでしょう。
しかしピラティスは元々リハビリ療法です。
身体をあまり動かせない人や運動をしていない人でも始めやすいように設計されています。
つまり老若男女問わず始めやすいのがピラティスです。

ピラティスを始める5つのメリット

ピラティスが実際どう効くのか知りたい人も多いでしょう。
ここではピラティスを始めるメリットを5つご紹介していきます!

ぽっこりお腹の改善

「他の部分は痩せているのに、下腹だけぽっこり出てしまっている…」と悩んでいる人は少なくないでしょう。
原因は、普段使わない筋肉だからです。

 

下腹の筋肉は脚や腕などと違い、日常生活で使う頻度が少ない部分になります。
しかし使わないと、筋肉はどんどん衰えてしまうものです。
だからと言って、闇雲に腹筋を繰り返すだけでは解消しません。

 

実は背筋や足など、お腹に繋がる筋肉も同時に鍛えることが重要です。
ピラティスは腹筋に加えて、背中や腰回りなども意識して行います。
そのため、普段使わず衰えた筋肉を、徐々に復活させられるのです。

姿勢が改善される

ピラティスは元々リハビリ療法のため、姿勢改善にも効果があります。
なぜなら、ピラティスでは主にインナーマッスル・体幹を鍛えられるからです。

 

姿勢が悪い人というのは、お腹周りの筋肉が衰えていたり、肩甲骨周りが歪んでいたりします。
ピラティスではそういった面を改善していけるため、自然と姿勢も整います。

肩こり解消になる

ピラティスはインナーマッスルや体幹を鍛えるだけでなく、身体の柔軟性も強化できます。
肩こりになる人は、肩甲骨周りの筋肉が固まっていると言われますが、ピラティスで柔軟性を強化することで、肩こり解消も可能です。

 

肩甲骨周りが固まってしまう原因は、デスクワークや同じ姿勢を続けることにあります。
ピラティスならちょっとした休憩時間にもできるため、肩が凝って集中できないなんてこともなくなりますよ。

習慣化できる

ピラティスは習慣化しやすくなっています。
理由は筋トレなどと違い、負荷が軽いからです。
例えば筋トレの場合、自重でやるとしても相当な労力や体力を必要とします。

 

そのため習慣化するのが難しく、一度でも辞めてしまえばそれっきりというパターンも多いです。
ランニングやウォーキングも一定の時間を取られるため、続かない人が多いでしょう。
しかしピラティスは違います。

 

低負荷なうえ、寝る前やちょっとした仕事の休憩時間など、簡単にできるものが多いです。
つまり習慣化させやすく、結果的にしっかり効果を得られるエクササイズになっています。

頭痛を和らげる

ピラティスは頭痛にも効果があります。
呼吸法によって自律神経を整えるからです。
そもそも頭痛は自律神経と血流の不良から起こります。

 

具体的に言うと「ストレスや緊張によって一時的に収縮した血管がその後に拡張する動き」によっておこる頭痛が自律神経の乱れによるものです。

 

ピラティスの呼吸法には自律神経の交換神経に働きかけることで、頭や体を元気にしてくれる効果があります。
実際にピラティスを行った後は、頭がすっきりする人もいますが、これは呼吸法のおかげです。

パーソナルピラティスであればピラティスは難しくない!

ピラティスはヨガなどと同様、個人で行うのが難しいと思われています。
元がリハビリ療法になるため誰でも行えますが、正しく行うためには個人だと分からない部分も出てくることでしょう。
そんな時はピラティスのパーソナルトレーニングがおすすめです。

 

パーソナルトレーニングの場合、講師とマンツーマンになります。
そのため自分の動きをしっかり見ていてもらうことができ、グループレッスンよりも効率的です。
自分の動きを把握してもらえるため、すぐに分からない部分を質問できたり間違った部分を指摘して貰えたりします。

 

また、一人ひとり目的に応じて、最適なピラティスは異なってくるため、パーソナルレッスンで個人的に見てもらえた方が効果は高いです。

初心者でも実践しやすいピラティスエクササイズ

ここからは初心者でも実践しやすいピラティスエクササイズをご紹介します。
誰でも始められるので、ぜひ一緒にやってみてくださいね。

ぽっこりお腹を改善できるピラティス

腹筋のインナーマッスルに効くピラティスです。ぽっこりお腹解消にも効果があります。

 

①仰向けになり、膝のあたりでボールを挟みます。

①仰向けになり、膝の辺りにボールを挟み込む

 

 

②脚を少し浮かせたところからスタートします。

②足を上げてスタートポジションになる

 

 

③息を吐きながらボールを自分の方に近づけます。

③息を吐きながら胸の方に足を引き寄せる

 

 

②脚を少し浮かせたところからスタートします。

④元の位置に戻す

 

 

④お尻にしっかり力を入れ持ち上げましょう。このとき下腹部にしっかりと力を入れることがポイントです。

⑤③~④を数回くり返し行いましょう。
強度が欲しい場合は、ボールを足首に挟んで、同じように動かします。

腰痛を解消できるピラティス

腰痛に効果的なピラティスです。

 

ますは細長いタオルを一枚用意します。そして、膝をついて足は肩幅に広げます。

①骨盤幅に脚を開いて膝立ちになる

②タオルを肩幅より少し広めに持って、頭の上に持ち上げる

 

 

息を吸いながら、体を横に倒していきます。

③息を吸いながら横に倒す

 

 

息を吐きながら、体を前に倒し、お尻とかかとを近づける

④息を吐きながら、お尻とかかとを近づける

 

 

吸いながら、体を持ち上げます。

⑤吸いながら側屈の姿勢に戻る

 

 

膝立ちになり、タオルを持って手を上げる

⑥息を吐きながら最初の姿勢に戻る

⑦反対側も同様に行う

左右3回ずつを目安に行いましょう。

肩こりを改善できるピラティス

 

タオルを肩幅より少し広めに持ってバンザイのポーズでセット

①タオルを肩幅より少し広めに持って、頭の上に持ち上げる

 

 

息を吐きながら肘を曲げて頭の後ろに下ろす。下ろすときはタオルを引っ張りながら行う

②息を吐き、タオルを引っ張りながら肘を曲げ、頭の後ろに持ってくる

 

 

タオルを肩幅より少し広めに持ってバンザイのポーズでセット

③息を吸いながら元の姿勢に戻る

④自分が満足するまで行いましょう。
次に2つ目のエクササイズです。

 

 

タオルを肩幅より少し広めに持って自分の前にセット

①タオル持ち自分の前に伸ばす

 

 

息を吐きながら肩肘を曲げていき、肩甲骨を背骨に近づけていく

②肩肘を曲げて、体を回していく

 

 

タオルを肩幅より少し広めに持って自分の前にセット

③元の姿勢に戻る

④反対側も同様に行う

こちらのエクササイズも、自分が満足するまで行って大丈夫です。

まとめ

今回はピラティスが初心者にも行いやすい理由とメリットをご紹介しました。
ピラティスは、リハビリ療法が元になっているため、誰でも簡単に始められます。

 

また、主にインナーマッスルを鍛えるため、体への負担が少なく習慣化しやすいのもメリットです。
パーソナルレッスンに行けば、プロの目で見てもらえるため、さらに効率がアップしますよ!