ピラティスを始めようか悩んでいる人の多くは、消費カロリーがどれだけあるのか気になりますよね。

そこで、今回はピラティスと消費カロリーの関係や消費カロリーをアップさせるためのコツをご紹介します。

 

記事の後半ではぽっこり下腹に効くエクササイズもご紹介していますので、健康的で太りにくい体を作りたいという方はぜひ参考にしてくださいね!

ピラティスと消費カロリーの関係

ピラティスと消費カロリーの関係

エクササイズを行う中で消費カロリーがどのくらいかというのは重要なポイントですよね。

消費カロリーを意識することで目安に合わせてトレーニングの計画も立てやすくなり、効果を得ることができます。

 

ピラティスの消費カロリーは体重やエクササイズの強度で違ってきますが、基本的に体重のある人が長時間行った方が、消費カロリーが大きくなります。

一般的に成人女性の平均体重は50〜55キロであると言われています。

 

平均的な体重の女性がピラティスを1時間行った場合、約170キロカロリー消費できます。

170キロカロリーというと、ちょうど白米100g分と同じくらいのカロリーです。

エクササイズ1時間でご飯小盛り分のカロリー消費であると考えると、「ちょっと少ないな」と感じる方もいるかもしれません。

 

もちろん、ピラティスは消費カロリーが大きいエクササイズであるとは言えませんが、少しの時間でも実践できるエクササイズが多いため無理なく続けることができます。

継続的に行うことで、ダイエットの効果を期待することができるでしょう。

呼吸を意識することで消費カロリーを上げられる

正しい呼吸法をマスターすることはピラティスを行う上でとても大切です。

ピラティスの基本の呼吸法は「胸式呼吸」です。

 

ろっ骨や肩甲骨の動きを意識しながら、鼻から息を吸って口から吐きましょう。

息を吸うときは肋骨を横や後ろに広げることをイメージし、息を吐く時は広がった肋骨が閉じていく感覚で行います。

 

ピラティスの基本的な呼吸をマスターすることで、効率的に消費カロリーを上げることができます。

ピラティスは体質改善に効果的

ピラティスは体質改善に効果的であるといわれています。

ここでは、なぜピラティスが体質改善に効果的であるのか理由を2つ挙げてそれぞれ説明していきます。

インナーマッスルを鍛えて代謝を上げる

ピラティスは日常生活では鍛えることの難しいインナーマッスルを鍛えることができます。

インナーマッスルを鍛えることができれば、筋肉量の増加に繋がり代謝アップに繋がります。

代謝が上がると日常生活で消費されるカロリーも増え、結果的に痩せやすい体を作ることができるのです。

太りにくい体作りができる

ピラティスを実践することで太りにくい健康な体を作ることができます。

ピラティスはインナーマッスルや体幹の強化だけでなく、自律神経を整えたり、血流を改善するといった効果もあります。

このように体と精神が活発になることで余計な脂肪がつきにくく、太りにくい体への改善が期待できます。

 

更にピラティスは筋トレなどの負荷の高いエクササイズとは異なり、ピラティスは無理なく続けられるので一生続く体作りができます。

パーソナルピラティスであれば習慣化しやすい

パーソナルピラティスであれば習慣化しやすい

1人でエクササイズをしていると「この方法で本当にあっているのか?」と不安になる方も多いでしょう。

パーソナルであればその方にあったエクササイズを行うことができます。

 

また、インストラクターがエクササイズの正しいフォームを丁寧に教えてくれるので、変な癖がつきにくく、今まで以上に効果が得ることができます。

 

「運動が苦手で1人だと不安」「自分に合ったトレーニング方法を実践したい」といった方はパーソナルのピラティスをぜひお試しください。

ぽっこりお腹に効く3つのピラティスエクササイズ

ピラティスが体質改善に効果的であることがわかったと思います。

せっかくだったら、エクササイズの具体的な方法を知りたいですよね。

そこで、ここではぽっこりお腹に効くエクササイズを3つご紹介します。

 

初心者でも行いやすいエクササイズから、引き締めに効果バツグンの少しハードなエクササイズまでご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

インナーマッスルを鍛えるピラティス

 

①仰向けになり、膝のあたりでボールを挟みます。

①仰向けになり、膝のあたりでボールを挟みます。

 

 

②脚を少し浮かせたところからスタートします。

②脚を少し浮かせたところからスタートします。

③息を吐きながらボールを自分の方に近づけます。

撮影では邪魔になるため手を挙げた状態で行っていますが、手のひらを床について行うのがベストです。

 

 

③息を吐きながらボールを自分の方に近づけます。

④お尻にしっかり力を入れ持ち上げましょう。

このとき下腹部にしっかりと力を入れることがポイントです。

 

 

④お尻にしっかり力を入れ持ち上げましょう。このとき下腹部にしっかりと力を入れることがポイントです。

⑤余裕がある方やもう少し強度が欲しい方は下の図のようにボールを足首ではさみ、②〜④の一連の動きを同じように繰り返しましょう。

下腹ぽっこり解消に効くピラティス「Cカーブ」

次に「Cカーブ」というピラティスエクササイズをご紹介します。

このエクササイズは骨盤の歪みを改善してインナーマッスルを鍛えることができます。

姿勢や呼吸法を意識して行ってください。

 

①両膝を立てて座り、腕を前に伸ばします。この時骨盤を立てるように意識しましょう。

②息を吸って吐きながらお腹をへこませ体を後ろに倒します。

この時、背中と腰を丸めてアルファベットの「C」のような形を作ります。

③息を吸いながら、ゆっくりと①の状態に戻りましょう。

①〜③の流れを1セットとし、10セットを目安に行ってください。

 

 

首・肩の力を抜き背骨を動かすイメージで行いましょう。

頭・背骨・骨盤が繋がっているという意識を持つことが重要です。

朝晩行うとさらに効果的です。

お腹と太ももを同時に引き締めるピラティス

下腹ぽっこりだけでなく太もも気になるという女性も多いのではないでしょうか。

そこで、下腹と太ももの筋肉を効果的に鍛えることができるエクササイズをご紹介します。少しハードなエクササイズになりますので、体を痛めないように無理のない範囲で行ってください。

 

 

①仰向けになり、両ひざを抱えます。この時おでこと膝を近づけるようなイメージで上半身を持ち上げましょう。

②ゆっくり息を吸いましょう。

③息を吐きながら、両手で左ひざを抱えます。

右足はまっすぐ伸ばしましょう。

④息を吸って反対の手足に変えます。

⑤息を吐きながら、右ひざを抱えます、左ひざはまっすぐ伸ばしましょう。

③〜⑤の動きを交互に繰り返しましょう。目安は1分程度です。

まとめ

今回の記事ではピラティスと消費カロリーの関係や消費カロリーをアップするためのポイント、ぽっこりお腹に効くピラティスエクササイズをご紹介しました。

 

ピラティスは運動が苦手な人でも無理なく始めることができ、ちょっとの時間でも実践できるエクササイズが多くあります。

 

運動不足が気になる方、全身を引き締めたいと考えている方は、ぜひ今回の記事を参考に日々の運動に取り入れてみてくださいね。