筋肉の柔軟性を高めることは怪我や健康を維持する上でとても重要です。
そして、ピラティスであれば、筋肉の柔軟性を高める事ができ、精神面でのリラックスにもなります。
今回は、柔軟性を高めるメリットや具体的なピラティスエクササイズをご紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。
身体が硬いと体にどんな悪影響がある?
筋肉が硬く緊張していることが原因で、慢性的に続く痛みや腰痛になることもあります。
ピラティスは背骨の周りの筋肉を鍛え、柔らかくする事によって、しなやかな背中の動きを身につけることができます。
ですが、身体が硬いと、体の不調の原因になったり、怪我の予防ができないということが起こってきます。
ここでは、身体が硬いことで起こる悪影響を3つ説明します。
肩こりや腰痛を引き起こす
日頃の生活習慣や環境の影響で肩甲骨が動かなくなっていると、肩こりや首痛が起こります。
そして、骨盤は体の要とも言える重要な部分です。
その要とも言える部分の筋肉の柔軟性がないと、骨盤がずれることになり、腰痛の原因になることもあります。
肩こりや腰痛を予防するためにも、筋肉の柔軟性を必ず高めておきたいですよね。
姿勢が悪くなる
ピラティスで行うほとんどのエクササイズは、背骨や骨盤の動きに焦点を当てています。
この体の中心を走るラインとなる筋肉の筋力や柔軟性が増すと、美しい姿勢を維持する事ができます。
しかし、身体が硬くなっていると、反対に姿勢が悪くなります。
筋肉の柔軟性があるかないかは姿勢から簡単に判断できてしまうので、常に意識しておきたいですね。
怪我しやすい
背中の筋力の柔軟性が増すことによって、骨盤周辺の筋肉も緩ませる事ができます。
一方で、身体が硬いと固くクッション性のない筋肉になり、衝撃を緩和することができず、怪我の要因となります。
怪我の予防のためにも、身体の柔軟性は必ず高めておきたいところですよね。
ここでは、身体が硬いことで起こる悪影響を3つ説明します。
ピラティスで柔軟性を高めるメリット
ここまで身体が硬いことで引き起こす、悪影響についてご紹介しました。
柔軟性を高めることはとても大切です。
加えて、ピラティスを通して行うことで更なるメリットを得ることができます。
今回は、ピラティスで柔軟性を高めるメリット3つご紹介していきます。
日常生活の負担の軽減
ピラティスで柔軟性のある筋肉を作ることで、日常生活の負担の軽減になります。
なぜなら、柔軟性が高くなれば、正しい運動パターンを体に覚えこませることができます。
そのおかげで、日常の様々なシーンにおいて、無意識に体への負担を軽くする事ができるでしょう。
怪我を予防する
硬くなった筋肉だと、衝撃を緩和することができず、怪我の原因になります。
一方で、柔軟性のある筋肉だと怪我の予防にもなり、また、怪我のリハビリをする時にも効果があります。
普段怪我をしやすい方やスポーツをされている方は柔軟性を高めるしかないですね。
リラックスできる
ピラティスであれば、筋肉の柔軟性を高めながらも、リラックスできます。
ピラティス独自の呼吸法で開放感を味わえます。
リラックスしながら、柔軟性を高めたい方にはピラティスをおすすめします。
ピラティスのパーソナルレッスンなら柔軟性を高めれる!
パーソナルレッスンなら、マンツーマンなため質問がしやすく、自分に合った方法で、やりたいことをできます。
また、人の目を気にすることなくできるので、人といると気を使うという方にはおすすめです。
レッスンの効果を感じることもできますし、改善点があれば、納得のいくまで指導してもらえます。
それが励みになるため、継続できるということに繋がっていきます。
また、グループレッスンや独学だと、個人に合ったサポートが受けられないため、効率良く学べないですよね。
そして、習慣化の観点から見ても、やはりパーソナルレッスンの方が良いと言えるでしょう。
柔軟性を高めるピラティスエクササイズ
ピラティスで背骨と骨盤に柔軟性のある筋肉をつけるために最適なご自身でできるピラティスをご紹介します。
シングル・レッグ・ストレッチ
片脚を引き寄せ、反対の脚は長く伸ばします。
これは股関節の強化とストレッチを同時に行っています
また、上体を安定させるために腹筋の強化にもなりますね。
お腹を使っている感覚はあると思いますが、股関節から両脚を動かすこと。
そして、しっかり脚を引き寄せ、しっかり脚を伸ばすことを意識する。
そうすることで、股関節の可動域を広げるために必要な筋肉の柔軟性をアップさせていくことができるのです。
シザースエクササイズ
腰に負担がかかる場合があるので、バスタオルやマットなどを敷いて行ってください。
まずは背中をしっかりと床につけて背骨をしっかり伸ばし、体幹を意識することから始めてくださいね。
①仰向けになり、膝を曲げる
②頭を持ち上げて、両脚を天井に向かってまっすぐに伸ばす
③参考にしてください。息を吸いながら両手で右脚を持ち、息を吐きながら左脚をまっすぐハサミの ように下げる
④息を吸いながら左脚を持ち、息を吐きながら右脚をハサミのように下げる
⑤以上を両脚で左右10回ずつ繰り返す
脚をしっかりと伸ばすことが重要。
また、頭を持ち上げで脚を伸ばすのが辛い人は、頭をマットにつけたままでもOKです。
そして、左右10回ずつ一気にできない人は、回数を分けて行いましょう。
まとめ
ピラティスをすることで、柔軟性のある筋肉に鍛えていくことができます。
そして、肩こり・腰痛の改善になったり、怪我の予防や、リハビリにも効果があります。
背骨や、骨盤という、体の中心のラインを鍛えることで、体調不良を整えることができ、
日常生活で負担がかからないスタイルを、自然に身につけることもできます。
背中のラインが綺麗になるということは、若さの特徴でもあり、アンチエイジングの分野でも注目されています。
また、ピラティスには寝たままでもできるエクササイズもあるので、お年寄りでも、負担なく始められるのもいいですね。
柔軟性のある筋肉に鍛えるためにも、毎日コツコツとピラティスを継続させていきましょう。